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Rose gardens

蓼科高原 バラクラ イングリッシュガーデン
【所在地】長野県茅野市北山栗平5047
      Tel 0266(77)2019
      
【営業時間】 9:00〜18:00 (4月〜10月)
        9:30〜17:00 (11月〜3月)

【入園料】オンシーズン:1000〜1200円
 *フラワーショー開催中は2000円。
  時期により料金が違うので公式HPをご覧くだ
  さい。


※上記情報は2008年6月現在のものです。
地図はこちら→
バラクライングリッシュガーデンは、1990年に開園された日本におけるイングリッシュガーデンの草分けです。

過去何度か訪れていますが、今回はフラワーショーの開催に合わせて来園しました。
フラワーショーが開かれるのは例年6月の第3週の週末で、日本は梅雨の真っ只中。この日も天気予報は雨だったのですが、やなぎ妻が晴れ女ぶりを発揮。日も射してきました。

バグパイプの演奏が雰囲気を盛り上げます。
折りよく、「希少なバラ・珍しいバラ」と題するピーター・ビールス氏のレクチャーを聴くことができました。氏は英国王立バラ協会会長も務めたオールドローズの世界的権威で、ケイ山田さんとも親交が深いそうです。

6、7年前に訪れたとき、苗木の販売所にいらっしゃって、「ロサ・ムンディ」について教えて頂いたことがありました。記念撮影をお願いしたら快く了解してくれたのを覚えています。

タイツリソウ

このガーデンで不満なのが花の名札がないこと。根元に苗木入荷時の紙のタグは付いているのですが、踏み込んで覗き込むわけにもいきません。「あくまでも自然風に」がイングリッシュガーデン本来の姿なので仕方ありませんが、名前がわかって「知ったつもり」になるのが人間というもの。目立たないように工夫して名札を付けてほしい気がします。
この花くらいは名札なしでもわかります(笑)

ハマナス(ハマナシ)は日本原産種で、学名「ロサ・ルゴサ」、英名はその名も「ジャパニーズ・ローズ」。

いい香りです。

ハマナスの香りをかいだら無性にお腹が空いたので、ランチということに。園内には2つのレストランがあり、入口近くがイングリッシュ、庭園中程がイタリアンになっています。
混んでいる時はイタリアンが穴場。2500円のバイキングスタイルはメニューも豊富で美味。デザートもいろいろそろっていて満腹。ちなみにピーター・ビールスさんもここでランチタイムでした。

少々食べ過ぎたので、庭をもうひと回りしましょう。

ミセス・ヤマダ

オールドローズの「ヴァリエガータ・ドゥ・ボローニャ」(下の写真左のバラ)の枝変わり。
ここバラクライングリッシュガーデンで発見され、ピーター・ビールス氏により園主のケイ山田さんに因んで命名されました。

神様がくださった庭

2002年チェルシーフラワーショーでケイ山田さんがシルバーギルト(準金賞)を受賞した庭を再現したものです。ニッコウキスゲがきれいに咲いていました。


バラクライングリッシュガーデンは、蓼科高原の清らかな空気も手伝って、いつ来てもすがすがしい気分になります。バラの苗だけでなく、ファッションや小物類、食料品などのショッピングも楽しめるスポットです。

               2008年6月21日(土)




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