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バラクライングリッシュガーデンは、1990年に開園された日本におけるイングリッシュガーデンの草分けです。
過去何度か訪れていますが、今回はフラワーショーの開催に合わせて来園しました。 |
フラワーショーが開かれるのは例年6月の第3週の週末で、日本は梅雨の真っ只中。この日も天気予報は雨だったのですが、やなぎ妻が晴れ女ぶりを発揮。日も射してきました。 |
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バグパイプの演奏が雰囲気を盛り上げます。 |
折りよく、「希少なバラ・珍しいバラ」と題するピーター・ビールス氏のレクチャーを聴くことができました。氏は英国王立バラ協会会長も務めたオールドローズの世界的権威で、ケイ山田さんとも親交が深いそうです。
6、7年前に訪れたとき、苗木の販売所にいらっしゃって、「ロサ・ムンディ」について教えて頂いたことがありました。記念撮影をお願いしたら快く了解してくれたのを覚えています。 |
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タイツリソウ |
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このガーデンで不満なのが花の名札がないこと。根元に苗木入荷時の紙のタグは付いているのですが、踏み込んで覗き込むわけにもいきません。「あくまでも自然風に」がイングリッシュガーデン本来の姿なので仕方ありませんが、名前がわかって「知ったつもり」になるのが人間というもの。目立たないように工夫して名札を付けてほしい気がします。 |
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この花くらいは名札なしでもわかります(笑)
ハマナス(ハマナシ)は日本原産種で、学名「ロサ・ルゴサ」、英名はその名も「ジャパニーズ・ローズ」。
いい香りです。 |
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ハマナスの香りをかいだら無性にお腹が空いたので、ランチということに。園内には2つのレストランがあり、入口近くがイングリッシュ、庭園中程がイタリアンになっています。 |
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混んでいる時はイタリアンが穴場。2500円のバイキングスタイルはメニューも豊富で美味。デザートもいろいろそろっていて満腹。ちなみにピーター・ビールスさんもここでランチタイムでした。 |
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少々食べ過ぎたので、庭をもうひと回りしましょう。
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ミセス・ヤマダ
オールドローズの「ヴァリエガータ・ドゥ・ボローニャ」(下の写真左のバラ)の枝変わり。 |
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ここバラクライングリッシュガーデンで発見され、ピーター・ビールス氏により園主のケイ山田さんに因んで命名されました。 |
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「神様がくださった庭」
2002年チェルシーフラワーショーでケイ山田さんがシルバーギルト(準金賞)を受賞した庭を再現したものです。ニッコウキスゲがきれいに咲いていました。 |
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バラクライングリッシュガーデンは、蓼科高原の清らかな空気も手伝って、いつ来てもすがすがしい気分になります。バラの苗だけでなく、ファッションや小物類、食料品などのショッピングも楽しめるスポットです。
2008年6月21日(土) |
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