白糸ハイランドウエイは旧軽井沢と浅間山方面・峰の茶屋を結ぶ有料道路。
新緑の春、涼風そよぐ夏、紅葉の秋、そして白銀の冬・・・四季折々に美しい、お気に入りの道です。 |
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軽井沢パークホテルは白糸ハイランドウエイの旧軽井沢側の料金所脇にあります。
パークホテルには5年ほど前に宿泊したことがあり、今回は草津への道すがら、お風呂をもらいに立ち寄りました。 |
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客室23(洋室7、和室16)の小さなホテル。『温泉旅行記』(JTB出版)で著者の嵐山光三郎さんが「このホテルは北欧にある森の小ホテルにそっくりである。小ホテルとして、日本のベスト3に入るだろう」と紹介しています。 |
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ここでまた『温泉旅行記』から抜粋させていただくと・・・
「敷いてあるジュウタンは、東京のホテル・オークラと同じものである。ホテル・オークラの前会長は、このパークホテルをこよなく愛して、自分のホテルで使っているジュウタンを、パークホテルに提供した。日本のホテル王がこれほどまでに愛した小ホテル、というだけで、パークホテルのすばらしさがわかるはずだ。」 |
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前回宿泊した際、夕食で出た日本酒「福無量」が美味しくて、チーフと思しき年配の男性従業員にラベルをねだったら、翌日チェックアウトの時に、剥がしたラベルを乾かして半紙に挟んで渡してくれたのが忘れられません。 車まで見送ってくれた女将さんに嵐山さんの本の話をしたところ、「ほんとにあのセンセ、あまりに良く書きすぎて困ってしまいました」としきりに照れていました。 |
今回の立ち寄り湯でも、従業員の方が礼儀正しく、そして温かく対応してくださり、実に気持ちがいい。 |
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広くもなく、ややくたびれた感じの脱衣所ですが清掃は行き届き、木の桟とすりガラスがいい雰囲気です。 |
湯舟は内湯が男女1つずつ。湯けむりと逆光のため、こんな写真になってしまいましたが、山間の出湯という感じでいい雰囲気です。 |
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源泉かけ流し!
泉源は道を隔てた姉妹ホテル、小瀬温泉ホテルの敷地内にあり、そこから引き湯しています。
無理に露天風呂を作ったりせず、適度な大きさの湯舟に豊富な湯をかけ流す・・・・・これぞ贅沢の極みです。 |
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肌触りの柔らかい、弱アルカリ性の透明な湯が湯舟から溢れます。 |
浴室の窓からはこの雪景色 |
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大きさは男湯と同じですが、
タイル張りで明るい雰囲気です。 |
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小瀬温泉は美肌湯としても知られ、湯上り後の肌はつるつる。
次回は是非また泊まってみたい宿です。 |
2005年3月25日 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★☆☆ |
やなぎ妻: |
★★★☆☆ |
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