古久屋は温泉街の中心、共同浴場・大湯のすぐ隣にあり、真向いには有名旅館の金具屋があります。 |
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チェックイン15:00は必ず守ったほうがいいでしょう。宿の前は一方通行の狭い石畳の道で、玄関前で荷物を下ろした後は、宿の従業員が川を隔てた高台にある駐車場に車を移動します。(このシステムは向かいの金具屋も同じですからチェックインが重なると結構たいへんです。) 我々は14:30に到着したところ、車係りの従業員がまだ出勤しておらず、自分で車を置きに行き、歩いて戻ってくるはめになりました。徒歩10分弱ですが、真夏の蒸し暑さも手伝って少々疲れました。情緒あふれる温泉街の中心なので仕方ないことではありますが・・・。後日宿の公式サイトを見たら、このことに関してきちんと説明されていました。よく確認すべきでした。 |
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8畳+広縁の民芸調の落ち着いた雰囲気の部屋。室内は冷房がよく効いていて快適です。もちろんウオッシュレット完備。浴場に行った際にスリッパを識別できるように部屋名のついたスリッパクリップが用意されているのもうれしい心配りです。 |
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この部屋は露天風呂付きです。源泉かけ流しで、湯口からは常にピュアな湯が注がれています。おまけにオーディオ装置付きでクラシックからロックまで100曲以上の曲を聴きながら入浴でします。
館内には8か所14槽の湯があり、しかも外湯めぐりもするので露天風呂付きの部屋でなくてもよかったのですが、古久屋には「早割30」というプランがあり、30日前までに予約すると1000円OFFになるのでせっかくだからグレードアップした次第。でもこの露天風呂、結局2度しか入りませんでした(笑) |
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前述したように、渋温泉の9つの共同浴場には鍵がかけられていますが、渋温泉の宿に宿泊すると無料で鍵を貸してくれ、「巡浴」を楽しむことができます。
←これがその鍵「巡浴手形」。このように渋温泉の宿には部屋ごとに鍵が用意されているようです。 |
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建物は昭和32年に建てられたものがベースになっているそうですが、迷路のように複雑です。階段が多いので足の弱い方には向かないかもしれません。 |
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古久屋は6つの源泉を所有し、そのうち2つは敷地内から湧出。宿の建物は泉源の真上に建っています。食事処の前の通路に覗き窓があって「ぬるまの湯」という源泉が湧き出る様子を見ることができます。「すごい」の一言。部屋は冷房が効いているのですが、館内の廊下が暑いのは源泉の上に建っているためでしょう。冬場なら天然の暖房でさぞかし快適でしょう。 |
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古久屋の自慢は何と言っても温泉。浴場は全部で8か所あり、すべてが異なった源泉というから素晴らしい。下の6つの浴場は男女時間交替制になっていてすべてを味わえます。他に貸切り風呂が2つあります。 |
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下の各画像をクリックしてご覧ください。 |
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フロントに湯の華の塊が飾ってあります。右は「地獄の湯」、左が「武の湯」。地獄の湯は半年に一度、武の湯は二か月に一度採取されるそうです。 |
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食事は夕食、朝食とも食事処でいただきます。
右の画像をクリックしてください→ |
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とにかく温泉好きにはたまらない宿。渋の湯を存分に味わうことができます。今回は早割30で一人21,050円だったのですが、客室風呂なしの一万円台の部屋でよかったかなあ・・・というのが率直な感想です。
朝、「布団を上げないでください」の札をドアノブに下げておけば、朝食後にもうひと風呂浴びてごろりとできます。でもチェックアウトが10時なので本気で寝るわけにはいきません(笑)。11時だとうれしいのですが。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★★☆☆ |
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2012年8月5日 |
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