寒冷前線が近づいているとのことで天候を心配していたところ、朝に宿から「雪が降っています」との電話を頂き、急きょスタッドレスタイヤに履き替えて出発。宿の気配りに感謝です。 |
関越トンネルの手前から紅葉する山々に白いものが混じり始め、長いトンネルを抜けるとそこは雪国でした。 |
 |
→ |
 |
→ |
 |
チェーン規制は出ていませんが、注意喚起のため全車両トンネル出口の土樽PAに誘導されました(写真右)。 |
|
国道17号線を三国峠方面に上るにつれて路面にも雪が目立ち、貝掛温泉の入口ではこんな状態。 |
 |
すれ違いのできない急坂を下るとやがてカッサ川にかかる貝掛大橋があります。車1台
通るのがやっとの細長い橋なので、対向車が来ていないかしっかり確認します。 |
 |
→ |
 |
→ |
 |
|
ちなみに、下の3枚は帰りに撮ったもの。橋と宿の間はガードレールのない細い道なの
でもっと雪が積もっているとちょっと怖いかもしれません。 |
 |
← |
 |
← |
 |
この周辺が険しい崖道で、昔は安全のため鎖を打ち付けて道を渡り、金(鉄)を掛けた
ということで「金掛」と呼び、それが転じて「貝掛」となったという話も頷けます。
※「貝掛」の名の由来には、国境近くのこの地域は大昔から交易が盛んで、貨幣として使われていた貝が
多く見つかったためという説もあります。 |
|
|
 |
 |
無事到着。
雪景色の中で庄屋造りの建物が温か味を感じさせます。 |
|
フロント前のロビーには日本秘湯を守る会の提灯が。 |
 |
|
|
 |
今回の部屋は本館の「神楽の峯」 |
部屋タイプはA(本館、洗面台・トイレなし)、B(本館、洗面台、トイレ付き)、C(新館、洗面台・トイレ付き)の3つ。
|
|
|
「神楽の峯」はBタイプ。リフォーム済みで落ち着いたいい部屋です。シャワートイレもうれしい。 |
|
 |
 |
郷土史や民話などの本も置いてあります。 |
|
|
 |
窓からの景色も素晴らしい。
左に見えるのは浴舎です。
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
 |
それではいよいよ「目に効く温泉」、貝掛温泉の湯舟をご紹介しましょう。 |
浴場は2箇所あり、それぞれに内湯と露天風呂があります。それぞれ趣きが異なり、時間帯で男女入れ替え制なのでどちらも味わうことができます。 |
|
 |
部屋に「目に効く温泉」についての五代目手書きのパンフレットがあったので、その一部をご紹介します。
無色透明で無臭の貝掛の湯は、メタホウ酸を多く含み、長湯して体中につく泡の正体である炭酸により体に吸収しやすくする働きがあるそうです。白内障と眼底出血の方が一か月ほど当時にお越しになられ、また最近はパソコンで目を酷使する方、ドライアイの方にも愛される湯のようです。
|
|
研究によれば、新第三紀深成岩(越後湯沢温泉の成因)と新第三紀火山岩(瀬波、松之山温泉の成因)の両方合わさった泉質が「目の湯」を生み出しているとか。 |
 |
目玉おやじも気持ちよさそう。 |
|
|
効能も素晴らしければ湯舟の風情も素晴らしい。下の画像をクリックして浴場紹介をご覧ください。浴場は2つあり左が10時半から19時半まで男性用になる浴場、右がその時間女性用になる浴場です。 |
|
|
浴場を出た所には冷たいメグスリノキ茶が用意されていて、自由に飲むことができます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
食 事 |

夕食・朝食とも食事処で頂きます。品数豊富で一品一品美味しいのですが、それでいて胃にもたれない、さらには「目」に良い食材にも拘ったヘルシーな食事です。 |
下の画像をクリックしてください↓ |
 |
 |
2006年11月 |
2013年10月 |
|
|
 |
部屋も落ち着くし、食事も美味。なによりお湯が素晴らしい。ご主人をはじめ宿の方も感じがよく、とても居心地の良い宿。ふとんも敷いたままにしておいてくれるのでチェックアウトの10時半までのんびりできました。 |
 |
2013年10月12日。父の7回忌の法要を済ませ、旅好きだった父を偲んで一族で訪れました。82才の母をはじめ、皆目に疲れを感じている中高年なのでこの貝掛温泉を選んだ次第。温泉にも食事にも大満足で、いい旅行になりました。 |
|
|
|
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
★★★★★ |
|
2006年11月12日
2013年10月12日再訪 |
|