かんな川温泉 〜湯郷 白寿の湯〜
かんながわおんせん はくじゅのゆ |
埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1 |
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※「白寿の湯」は2006年に経営母体が変わり、「湯郷 白寿」となった。以下は「白寿の湯」時代のレポートですが、湯はもちろん、サービス自体に大きな変更はないようです。 |
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埼玉県北西部を流れる神流川沿いにある日帰り入浴施設。対岸は群馬県。2001年オープンというまだ新しい温泉です。
三連休の真ん中ということもあるのでしょうが、午後2時で110台収容できる駐車場は満車状態。「熊谷」ナンバーの他に「群馬」「品川」「練馬」「習志野」といった他県ナンバーも見られます。なかなか人気があるようです。 |
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【かんな川温泉 入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
湯舟は男女別に広めの内湯と
露天風呂がひとつずつあります。 |
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かなり混んでいたのですが、人がいなくなった一瞬をついて撮影成功。以下は粘り勝ちの数枚です。
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三波石を使用した露天風呂・・・赤褐色の湯が溢れます。湧出量は毎分130リットルと豊富で、露天も内湯もかけ流し。海水のような匂いがし、なめてみるとかなりの塩辛さです。前日のバラの仮剪定と元肥作業でつけた傷がひりひりします。 |
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地下750mからの汲み上げる25℃ほどの温泉を加熱していますが、湯温の調節も源泉を使用しており、まさしく100%天然温泉です。冬場は42〜43℃に保とうとしているのでしょうが、ボイラーの調子が悪いのか無加熱の源泉の混合調節がうまくいかないのか、滞在した2時間半の間に熱くなったり温くなったりしていました(妻の話では女性の内湯ははじめのうち熱くて入れなかったそうです)。改善の余地有りかもしれません。 |
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圧巻は湯舟から絶え間なく溢れる湯で作られた赤茶色に光る堆積物。
鍾乳石の原理でしょうか。溶存物質35.7g/kgという日本屈指の高濃度の温泉(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムが中心)ならではの現象でしょう。
三波石もタイル張りの床もご覧のとおり。見ているだけでいかにも効きそうな感じがするし、滑り止めにもなり、さらには適度に足つぼも刺激するしで、思わぬ副産物のようです。
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温泉成分が高い分、温泉の管理には苦労もあるようです。温泉成分が大量に付着した配管が展示してありました。メンテナンスが大変そうです。 |
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とにかく「すごい」の一言。
正直、埼玉県内でこのようなパワーのある温泉に出会えるとは思っても見ませんでした。実にいい湯でした。 |
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館内には休憩室(貸し切り個室あり)、食堂、マッサージルームもあります。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
★★★★★ |
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2005年1月9日 |
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