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裂石温泉 〜雲峰荘〜
さけいしおんせん うんぽうそう

山梨県甲州市塩山上萩原2715-23
裂石温泉雲峰荘は、山梨県北東部、中里介山の小説で有名な『大菩薩峠』の登山口に佇む一軒宿。雲峰寺の敷地内に湧くことから雲峰寺の裏湯とも呼ばれ、古くから霊泉として知られている。

温泉の歴史は古く、宿のHPによれば今から1200年ほど前に一人の高僧が業をしていると落雷があり石が裂けて温泉が湧出したという。
雲峰寺は武田勝頼が天目山で自刃した際、家臣に託した軍旗が隠され今も保存されていることでも有名だが、寺のパンフレットでは、僧行基(全国各地の温泉発見者としても知られる)が修行をしていると落雷で大石が裂け、その裂け目から萩の大樹が生え、十一面観音が出現したという。このあたりの相違が伝説の面白さといえる。

【雲峰荘 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
雲峰荘は大正時代の開業、収容人数40人の小ぢんまりとした宿。日本秘湯を守る会の会員宿です。
立ち寄り湯できるのは午前9時から午後1時で、1時間500円。内湯か露天風呂のいずれかを選びます。

人気は巨石を組んだ混浴露天風呂ですが、真夏でもあり、無加熱の源泉を味わえる内湯を選択しました。

露天風呂は玄関を出て橋を渡った左手にあります(左写真)

かじか風呂(男性用内湯)
これが大岩風呂。20〜30人は入れるでしょうか。大きな浴槽です。

26℃の源泉がそのままかけ流されていて、初めはひんやりしますが、入っているうちに冷たさがなくなり、逆に体がぽかぽかしてきます。pH9.9の高アルカリ泉は、ヌメリ感はなく、柔らかでスベスベした肌触りです。
こちらは加熱浴槽。

加熱といっても40℃くらいでしょうか。源泉浴槽とあまりギャップを感じずに無理なく交互入浴ができる温度です。

飲泉も可能。ほのかな甘みを感じる美味しい湯で、「雲峰の霊泉」として通信販売もされています。

いや〜、夏はぬる湯が最高。おまけに最初から最後まで貸し切り状態・・・気持ちいいのなんのって。内湯にして正解でした。ただし女性用の内湯は男性用の3分の1くらいの広さです。カップルで行った場合は恨まれないように注意しましょう。
ちなみに露天風呂はこんな感じです。次回はこちらに入ってみようと思います。
写真は宿のHPからお借りしました→
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★☆☆ やなぎ妻: 未入湯
2007年8月1日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 アルカリ性単純温泉
【源泉温度】 26.6℃  【pH】 9.9 
【湧出量】 40リットル/分(自然湧出)
ノート】 源泉かけ流し(加温浴槽あり)
【効能】 胃腸病、冷え性、病後回復、リウマチ、神経痛、美容効果など
【日帰り入浴時間】 9:00〜13:00
【入浴料金】 500円
【電話】 0553(32)3818
【HP】 雲峰荘公式サイト
【地図】 
【アクセス】 中央道勝沼ICから塩山経由で国道411号を柳沢峠方面へ約35分
       JR中央線塩山駅から大菩薩峠登山口行きバス約25分、終点より徒歩5分。


  立ち寄りスポット雲峰寺


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