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母畑温泉 〜元湯別館 源苑〜

ぼばたおんせん みなもとえん

福島県石川郡石川町大字母畑字樋田8
東北地方屈指のラドン含有量を誇る母畑温泉。

その歴史は古く、平安時代後期、奥州征伐途上の源義家(八幡太郎義家)が傷ついた愛馬の脚を谷間から湧き出る冷泉で洗ったところ、みるみる回復した。霊泉であることを認めた義家がそこに母衣(ほろ)と旗を奉納したことから、「母衣旗」という地名が生まれたが、それがいつしか訛って「ぼばた」となったという。

【源苑 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
私が温泉めぐりの参考にしている別冊宝島『本物の温泉 ここが一番』で、かけ流しの湯舟があると紹介されていた「母畑元湯」に(日帰り入浴は不可と知りつつ、万が一を期待して)行ったとことろやはり断られ、代わりに紹介された「源苑」を訪れました。
銭湯の番台のようなフロントで立ち寄り湯に来たことを告げると、女将さんらしき女性が「どちらからですか?」千葉からと答えると、「まあ、それは遠いところを」と驚いたふうで「どこか調子が悪いところあるんですか?」とこの地方独特の柔かいアクセントで尋ねてきました。どこも悪くないとも答えづらい雰囲気だったので「腰痛持ちなもので」と言うと(事実、何度もぎっくり腰をやっていて、その日もロングドライブで少々腰が重かったのです。本当を言うと「どこも悪くないと答えづらかった」のではなく、人間ドックであちこちボロを指摘されていてどれを答えてよいか迷ったというのが真実です)、「ここの温泉は腰にもとってもいいのよ。湯舟に浸かったらこうやって腰をゆ〜っくり回すの」と身振り手振りで教えてくれました。
「温泉水、湯上りに飲んでください。飲みやすいし体にと〜ってもいいの」と言ってサイダーのペットボトルに汲んだ源泉をくれました。
←玄関脇に湧く源泉

自由に汲んで帰っていいそうです。

休憩所には温泉分析書や効能書、
それにお相撲さん来館の
記念写真などが飾ってあります。
増位山、朝潮、大乃国・・・故二子山親方の姿も見えます。
2004年の偽温泉問題の後、浴槽内での温泉の利用方法の掲示が義務づけられました。温泉情報の風通しがよくなり、今となっては白骨温泉に感謝したいと思います。
右の画像をクリックしてください→
いざ、浴場へ
広々としていて、明るくのんびりした雰囲気の浴場です。
先ほどの掲示にある「上からの温水」というのがこの丸い御影石から出ている湯。

かなりの量の新湯が注ぎ込まれているので浴槽内循環であっても満足のいく泉質が保たれています。
ツルスベ感の強い、柔らかなお湯です。
銭湯代わりに毎日来ているという地元の方がいました。膝を悪くし、歩行もままならない状態でしたが、人に勧められてここの温泉に入ったところ、はじめは逆に腫れたけれどもそれが好転反応だったらしく、入浴を続けているうちにすっかり良くなったとのことです。
放射能泉は鎮痛効果があるといいますが、直接聞く体験談には説得力があります。私も先程教えてもらった腰の運動をやってみました。

湯上りに、フロントで頂いた源泉を飲んでみました。くせがなく、美味しい温泉水です。


内から外からの温泉効果で、なんだか腰も軽くなったような・・・。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★☆☆ やなぎ妻: 未入湯

2006年3月26日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 単純弱放射能冷鉱泉
【源泉温度】 15.5〜19.4℃  【pH】 9.9
【湧出量】 30リットル/分
ノート】 かけ流し(加温)浴槽内循環式併用
【効能】 浴用: リウマチ、痛風、動脈硬化症、高血圧、慢性肝胆道疾患、外傷後遺症飲用: 痛風、リウマチ、慢性消化器疾患、慢性肝胆道疾患、糖尿病
【日帰り入浴時間】 11:00〜17:00
【入浴料金】 650円
【電話】 0247(26)2535
【HP】 源苑公式サイト
【地図】  
【アクセス】 常磐道いわき湯本ICから県道いわき石川線で50分
       JR水郡線磐城石川駅下車バスで15分




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