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奥飛騨温泉郷 平湯温泉 〜神の湯〜

おくひだおんせんきょう ひらゆおんせん かみのゆ

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯神の湯
平湯温泉は高山、松本方面からだと奥飛騨温泉郷の入口にあたる温泉地。以前は細い九十九折の安房峠を越えなければならず、しかも冬期は通行止めになるため、関東地方からは地図で見る以上に遠い存在であった。しかし、1997年に北アルプスを貫く安房トンネル(全長4350m)が開通して、奥飛騨は一気に近くなった。

平湯温泉発祥の地、共同露天風呂の「神の湯」を訪れた。

左の写真は男性浴場の脇から登ってきた道を振り返ったところ。中央よりやや上、雲がかかっているあたりが平湯の温泉街であろう。

【神の湯 入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
神の湯は平湯の温泉街から安房峠へ向かう旧道を松本方面へ進み、標識に従って右折し、細い山道を少し上ったところにあります。
広い駐車場に車を止め、受付けからは50mほど緩やかな坂道を歩いて行きます。
我々が到着する少し前にバケツをひっくり返したような雷雨があったそうですが、ご覧のとおり、雨も上がって木々の緑が一層瑞々しく、また厳かに感じられます。この地に祀られているという不動明王のご加護でしょうか。それとも晴れ女(妻)の威力でしょうか。ありがたいことです。
ここが男性浴場の脱衣所。

女性浴場はさらに10数メートル上ったところにあります。覗き見の心配なく入れるようにとの配慮でしょう。

男性浴場の脇に内湯と家族風呂の浴舎がありますが、別料金で鍵がかかっています。

平湯温泉の開湯は戦国時代に遡ります。武田信玄の軍勢が飛騨攻めの際、湯だまりで傷を癒す老猿の姿を見て発見したと伝えられる「信玄の隠し湯」のひとつ。その湯だまりこそが、ここ神の湯だそうです。
お湯は透明ですが薄っすらと濁って(白+緑+褐色)います。源泉かけ流しですが、高温のため加水しています。ほのかに硫黄香のするいいお湯です。
雨上がりも手伝って神々しさすら感じる湯に体を沈めていると、別世界にいるような気持ちになりました。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★☆ やなぎ妻: ★★★☆☆
2006年8月22日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 神経痛、リウマチ、婦人病、皮膚病、火傷など
【営業時間】 7:00〜19:00
※11月中旬〜4月中旬は休業
【入浴料金】 500円
【電話】 0578(9)3448
【地図】 
【アクセス】 長野道松本ICから国道158号線経由で約48km または 中部縦貫道高山西ICから約45km
       JR篠ノ井線松本駅からバス(約90分)または高山線高山駅からバス(約60分)で平湯バス
           ターミナル下車、徒歩20分




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