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有 馬 温 泉

ありまおんせん

兵庫県神戸市北区有馬町
『日本書紀』に日本最古との記述が見られ、日本三名泉(有馬・草津・下呂)、日本三古泉(有馬・道後・白浜)、日本三大薬湯(有馬・草津・松之山)に名を連ね、豊臣秀吉も愛した有馬温泉。温泉街の入口、ゆけむり広場では太閤秀吉が、道を挟んで「ねね橋」のたもとでは北政所ねねが出迎えてくれる。

【有馬温泉 湯めぐりレポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
ホテル1MONJI
千葉から常磐道・首都高・東名・名神・中国道と走ること8時間、有馬温泉に到着。宿のチェックインまで時間があったので、車を置かせてもらいタオル片手に温泉街へ。 温泉会館が改装中(H14年秋オープン)ということで、向かいのホテル1MONJIで立ち寄り湯。
これが「金泉」。含鉄ナトリウム塩化物強塩泉の湯は、空気に触れると鉄分が酸化して赤くなる。なめるととても塩辛い。 こちらが「銀泉」。泉質は炭酸泉、ラジウム泉。無色透明のさらりとした湯。

極楽寺太閤の湯殿館
ひと風呂浴びた後は極楽寺へ。
有馬温泉には古くから「太閤さんの湯殿がある」との言い伝えがあったが、1995年1月の阪神淡路大震災で壊れた極楽寺庫裏下から、秀吉が造らせた「湯殿御殿」の一部と見られる湯船や庭園が見つかった。何と皮肉な発見か・・・
現在は太閤の湯殿館として発掘された湯船の遺構や出土品を見学できる。当時「風呂」といえば蒸し風呂のことだったが、その蒸し風呂の遺構の他に露天風呂と思われる岩風呂もある(写真)。岩の亀裂
を利用して湯を流し込んでいる。「ねね、極楽だなも」と言う秀吉の声が聞こえてきそう・・・

炭酸源泉
タンサン坂という坂道を登ったところに炭酸泉源がある。昔は毒泉と呼んで近づく人もなかったが、明治8年の泉水分析で飲浴両用に適する炭酸水であると判明。 隣りの飲泉場で一口。甘味のないサイダーに錆びた鉄を入れたような味・・・う〜ん、まずい。

単純二酸化炭素冷鉱泉 泉温18.6度

銀の湯
そろそろまたひと風呂ということで、極楽寺と炭酸泉源の中間にある市営の「銀の湯」へ。太閤さんの入った岩風呂をイメージした浴槽で炭酸泉に浸ることができる。H13年9月にオープンした。H14年秋に温泉会館が「金の湯」としてリニューアルオープンし、金銀の外湯が揃う。


【HP】 http://feel-kobe.jp/arima/index.html

  
御所泉源
ここは金泉の源泉のひとつ。この中で97度の湯が湧いている。ゴボゴボという恐ろしげな音が聞こえてくる。

楽 山
チェックインの時間となったので今宵の宿楽山へ。
有馬温泉で一泊一人13,000円は安い。



【電話】078(904)0622
【HP】 http://arima-rakuzan.com/
清潔感漂う浴場では金泉・銀泉が楽しめる。
金に入り、銀に入り、また金に入って・・・ああ極楽。


有馬川親水公園では、震災復興と被災者の激励、有馬温泉の繁栄を祈念して、毎年8月1日から下旬までの毎晩、有馬涼風川座敷が開催されている。

2002年8月22日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 金泉: 含鉄ナトリウム塩化物強塩泉
銀泉: 単純二酸化炭素冷鉱泉
【源泉温度】 金泉: 97℃  銀泉: 19℃
【効能】 金泉:神経痛、関節痛、慢性消化器病、婦人病など 
銀泉:慢性消化器病、慢性便秘(飲用)
【地図】 
【アクセス】 中国道西宮北ICから約10分
       神戸鉄道有馬温泉駅下車




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