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白鳥路温泉　〜金沢白鳥路 ホテル山楽〜

はくちょうろおんせん　ほてるさんらく
石川県金沢市丸の内6-3
金沢白鳥路ホテル山楽は、金沢城公園に隣接する大正ロマン漂うクラシックホテル。兼六園まで徒歩５分、ひがし茶屋街や近江町市場も徒歩圏内で、金沢観光の拠点として打って付けのホテルだ。

地下807メートルから汲み上げる琥珀色の自家源泉を持っており、北陸の中心都市・金沢の街中で上質な温泉を味わうことができる。
【ホテル山楽 宿泊レポート】　＊温泉情報はこのページのおわりにあります。
今回は国際バラとガーデニングショウ・グランプリの副賞で金沢の老舗料亭「金城楼」のペアディナー券を使うため、ホテル山楽は１泊朝食付きのプランで訪れました。
訪れたのは12月25日。ロビーには加賀友禅のオーナメントをデコレーションしたクリスマスツリーが飾られていました。
館内のそこここに金沢らしさが演出されています（白鳥路コレクション　ホテルアート巡り）。
久谷の飾壁 箔彩 友禅浪漫絵図
今回の部屋はデラックスツイン。窓からは金沢城公園が見えます。
色調がシックにまとめられ、清潔感あふれる広々とした部屋で気に入りました。
ベッド頭上に飾られているのは「正絹中金竹屋町唐草」といって、金箔を裂いて正絹に縫い込んだものだそうです。
カップやポットは九谷焼。どこまでも加賀に拘っているところがうれしい。タンスの中には「休足時間」(湿布薬)も入っていて至れり尽くせりです。
温　泉
男女別の浴場には内湯がひとつ、サウナと水風呂があります。
さほど広い浴場ではありませんが、全室バス付きのホテルなので混み合うことはありませんでした。女性浴場は円形の浴槽でもう少し広いようです。
琥珀色の炭酸水素塩泉はヌルスベした肌触り。毎分100リットル、源泉温度37℃の自家源泉を加温し、循環かけ流し併用で使っています。ホテルの温泉にありがちな嫌な塩素臭がなく、十分新鮮さを感じる温泉で、湯使いの上手さが窺えます。
利用時間は午前５時から10時半、午後は２時から０時まで。市内観光で疲れた体を癒してくれるいい湯です。金沢の街中でこんな湯を味わえるとは思いませんでした。
湯上りにはアイスクリームのサービスがあり、冷凍庫から自由に取って食べることができます。

ちなみに金沢市はアイスクリームの一世帯当たり年間消費量が全国一だそうです。
朝　食
朝食はバイキング。品数豊富で一品一品が美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいました。
白鳥路ホテル山楽は、館内や部屋がシックできれい、温泉も満足、そして接客も丁寧で気持ちよく、次回金沢に行くときはまた利用したいと思います。
【また行ってみたい度】　→こちらをお読みください
やなぎ夫： ★★★★★ やなぎ妻： ★★★★★
２０１６年１２月２５日
DATA　（記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください）
【泉質】 ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉
【源泉温度】 37℃　　【pH】 7.7
【湧出量】 100リットル/分（動力揚湯）
【ノート】 循環放流併用（加温）
【効能】 浴用：神経痛、関節痛、五十肩、うちみ、慢性消化器病、痔疾、切り傷、火傷、慢性皮膚病など
飲用：慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、肝臓病
【宿泊料金】 7,000円(素泊り)〜（各種プランあり）
【電話】 076(222)1212
【HP】 金沢白鳥路ホテル山楽公式サイト
【アクセス】　北陸道金沢東IC/金沢西ICから約15分
　　　　　 　JRＪＲ北陸新幹線金沢駅からバスで15分「兼六園下」下車、徒歩５分

　

 立ち寄りスポット：金沢市内観光

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