| 箱根・星の王子さまミュージアム 〜神奈川県箱根町〜 （2005年12月26日） |
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箱根・仙石原にある「星の王子さまミュージア
ム」は、『星の王子さま』の世界とその作者サ
ン=テグジュペリの生涯を綴るテーマパーク。
読まれた方も多いと思いますが、『星の王子
さま』は子供向けの童話ではなく、作者の人
生哲学が込められた作品です。このミュージ
アムはサン=テグジュペリの遺族から公式フ
ァンクラブとして認められた「星の王子さまク
ラブ」によって1999年に作られた（2004年より
経営がTBSに変わった）サン=テグジュペリと彼の
作品の大真面目な記念館です。
サン=テグジュペリと『星の王子さま』については
星の王子さま公式ホームページ
「サン=テグジュペリ インターネットミュージアム」
をご覧ください。 |
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エントランス前の「B612の広場」にある
星の王子さまと王子さまの星B612の像 |
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エントランスをくぐるとそこは1900年代当初の南仏プロバンスの街並みで、『星の王子さま』
に登場する地理学者にちなんで「地理学者通り」と名づけられています。 |
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←決してフィールドワークをせず、部屋にこもって
探検家の話をノートに書きとる地理学者 |
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| 点燈夫の広場 |
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「命令だから」とひたすら街燈の火を
つけたり消したりし続ける点燈夫↓ |
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←コンスエロのバラ園に立つ星の王子さま |
王子さまの足元には作者の妻コンスエロから
名をもらった小さなバラ園があります。
12月の下旬ですから、当然ながらバラは咲い
ていませんでした。 |
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| 飛行士が王子さまに描いてあげたヨボヨボのヒツジ→ |
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←キツネ |
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ」
「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってる
のはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」
・・・キツネは王子さまに語ります。
＊日本語訳＝内藤 濯 |
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↑
命令好きだが、気が弱くて
ちょっと人のいい王様 |
↑
ひたすら忙しく星を勘定する実業家 |
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1930年代のパリの街並みを再現した
「飛行士通り」
この内部が展示ホールになっています。
（館内はすべて撮影禁止） |
1900年のサン=テグジュペリの誕生から、1944
年最後の飛行で行方不明になるまでを、写真
や自筆の手紙や絵、彼が使用した部屋などの
イメージ再現で辿ります。また『星の王子さま』
の登場人物も動くフィギュア付きで解説されて
います。
「ある豚の葬儀への招待状」と題した、豚の丸焼きのイラ
スト付きのサン=テグジュペリ自筆のパーティー招待状に
は笑ってしまいました。 |
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| もちろん帽子ではありませんよね。 |
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| マンホールにも！ |
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| 星の王子さまとツーショット |
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このミュージアム、一時は閉館寸前まで追い込まれたそうですが、ＴＢＳに経営が移って頑張っ
ています。「星の王子さま」という可愛い名前につられ、作品を読んでいない人が訪れると確か
に面白くないかもしれません。クリスマス翌日の月曜日それも午後３時を回っていたということ
もありますが、この日は「星の王子さま」を愛する（？）若いカップル、壮年・熟年夫婦が主な客
層でゆったりのんびり観て回れました。
何故かサン=テグジュペリの母国フランスにもまだ存在しない「星の王子さまミュージアム」。箱
根町もしっかりバックアップして存続してほしいと思います。 |
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【営業時間】 9:00〜18:00
【レストラン営業時間】18:00まで（ラストオーダー17:30）
＊ゴールデンウイークと夏季のディナー営業は21:00まで
【入園料】 大人：1,500円 小・中学生：700円
【電話】 0460(6)3700
【ＨＰ】 http://www.tbs.co.jp/l-prince/ |
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