ばらと温泉と日本酒ラベルロゴ 我が家のバラ、訪ね歩いた温泉、日本酒ラベルコレクションをご紹介します
トップページ | ばらの巻 | 温泉の巻 | 日本酒ラベルの巻 | サイトマップ
温泉の巻トップ ルート別案内 宿泊施設案内 日帰り施設案内 お気に入りの宿
草津温泉案内 信玄の隠し湯 温泉ランキング 立ち寄りスポット 私の温泉リスト

秋保温泉 〜共同浴場〜
あきうおんせん きょうどうよくじょう

宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師100
秋保温泉は名取川の磊々峡(らいらいきょう)に湧く温泉。仙台の中心部から車でわずか30分ほどのところにあり、仙台の奥座敷と言われている。

開湯時期は不明だが、6世紀には欽明天皇の病を治した湯として歴史に登場する古湯である。奈良平安時代には多賀城に赴任してくる官吏たちの保養の場として栄え、江戸時代、伊達政宗が仙台に入府してからは藩主の御殿湯として整備されると同時に庶民の湯治場としても賑わった。
1980年代になると大型旅館や高層の観光ホテルが次々と建てられ、団体客で大いに賑わったが、バブル経済崩壊後は格安プランを打ち出したり個人客向け高級宿に方向転換するなどして新たな発展を見せている。

【秋保温泉共同浴場 入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
秋保温泉唯一の共同浴場は、秋保温泉の守護寺・泉明寺があります。巨大旅館やホテルが立ち並ぶ温泉街にあってほっとするようなスポットです。

入口を入ってすぐのところに自動券売機があり、入浴料300円を払います。出てきた入浴券をこれまたすぐ隣にある窓口で管理人さんに渡すという共同浴場では一般的なシステムです。
外観はレンガ造りのモダンな建物ですが、中に入るといかにも共同浴場という雰囲気。男女別の浴場にタイル張りの浴槽がひとつずつあります。
6〜7畳ほどの浴室に3人入れば満員御礼という広さの湯舟がひとつ。洗い場のカランも2つだけです。大型旅館の大浴場に入った後だから小さく感じるだけで、共同浴場としてはごく普通のサイズです。

湯は源泉かけ流し。源泉温度64.5℃の湯を無加水で注ぎ込んでいるので熱めです。

立ち寄ったのは日曜の午前10時半。朝の混雑が一段落したところのようで、しばし独り占め。湯舟に体を沈めると新鮮な湯がドバドバと溢れました。

共同浴場と泉明寺の境目に「秋保の民話」の看板が立っていました。

温泉の始まり: ある時、塩を積んだ牛におなごわらしが乗って、谷地を渡ろうとしたところ、牛もろとも谷地に沈んでしまい、そこから湯気が立ち上って、温泉が湧き出したそうな。それから秋保の温泉は塩分があり身体に良いと言われ、多くの人が訪れるようになった。おなごわらしは湯神様の化身だったと言われている。

宿の大浴場もいいけれど、新鮮な秋保の湯を味わいたくなったら共同浴場です。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★☆ やなぎ妻: 未入湯
2012年4月22日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
【源泉温度】 64.5℃  【pH】 7.4
【湧出量】 560リットル/分 (秋保温泉2号・4号混合泉)
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 きりきず、やけど、慢性皮膚病など
【営業時間】 8:00〜21:30
 定休日: 第2・第4水曜日
【入浴料金】 300円
【電話】 022(398)2774
【地図】 
【アクセス】 東北道仙台南ICから国道286号線経由約15分
       JR仙台駅より秋保温泉行きバスで50分、湯元下車、徒歩2分




トップページ | ばら | 温泉 | 日本酒ラベル | ブログ