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鳴子温泉 〜ゆさや旅館〜
なるこおんせん ゆさやりょかん

宮城県大崎市鳴子温泉湯元84
元祖「うなぎ湯」の宿ゆさやは、1632年、初代遊佐勘左衛門が湯治宿「遊佐屋」を創業したのを始めとする鳴子温泉一の老舗旅館である。

遊佐家は伊達藩の命を受け、代々隣接する共同浴場「滝の湯」の湯守りを続けてきた家柄でもある。

鳴子温泉の温泉街は、滝の湯とゆさやを中心に広がっていった。

【ゆさや 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
ゆさやの建物は昭和初期のもので、国の登録有形文化財に指定されています。木と白壁が調和した美しい木造2階建てで、中はモダンな民芸調の落ち着いた雰囲気です。
訪れたのは正午前。玄関先の看板に日帰り入浴は13時からとあり、千葉に帰らなければならない我々夫婦は諦めかけたのですが、清掃が終わり、ほぼお湯が張れたとのことで、大女将のご厚意で入浴できることに。立ち寄り湯する場合は事前に電話で問い合わせることをお勧めします。

大浴場
ゆさやの浴場は3つ。2つの内湯「うなぎ湯」と貸し切り露天風呂「茜の湯」があります。さらに宿泊者は共同浴場「滝の湯」も無料で利用できるそうです。

この時間、大浴場は女性用になっていました。

10名ほどは入れる湯舟にエメラルドグリーンの湯がかけ流されています。傍らに五角形をした小さな木の湯舟もあります。お湯はかなり熱めで、「うなぎ湯」の名のとおり、ヌルリとした肌触りで実に気持ちいい。女将さんによると、湯の色は天候や気温によって透明だったり、白濁したり、カラス色になることもあるそうです。

小浴場
こちらは男湯として案内された小浴場。3名も入れば満員御礼といった湯舟ですが、独り占めできたので大満足。黒いヌルリとした湯花が浮遊していて成分の濃さを感じます。
湧出場所は浴場のすぐ裏、滝の湯源泉の隣。うなぎ湯の源泉と滝の湯の源泉は隣り合っていながら、滝の湯はpH2.8の酸性泉、うなぎ湯はpH8.9のアルカリ泉というから不思議です。鳴子温泉は日本にある11種類の泉質のうち9種類が湧き出しているそうで、まさに「温泉のデパート」。温泉好きにはたまらない温泉地です。次回は宿泊してゆっくり湯めぐりをしたいと思います。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★☆ やなぎ妻: ★★★☆☆
2009年8月19日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【源泉名】 新うなぎ湯3号
【泉質】 含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉
【源泉温度】 99.5℃  【pH】 8.9
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 慢性皮膚病、きりきず、動脈硬化症、糖尿病、やけどなど
【日帰り入浴時間】 13:00〜15:00 (電話でお問い合わせください)
【入浴料金】 500円
【電話】 0229(83)2565
【HP】ゆさや旅館公式サイト
【地図】 
【アクセス】 東北道古川ICから国道47号線経由28km(約40分)
       JR東北新幹線古川駅にて陸羽東線乗り換え鳴子温泉駅下車、徒歩5分


立ち寄りスポット尿前の関


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