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鬼首温泉(吹上温泉) 〜吹上旅館 峯雲閣〜
おにこうべおんせん(ふきあげおんせん) ふきあげりょかんほううんかく

宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上16
鬼首温泉は、鳴子温泉から国道108号線を北西に12km、荒雄岳の中腹に湧く温泉地。現在は鳴子温泉郷(他に川渡、東鳴子、鳴子、中山平)のひとつに数えられているが、以前は「神滝」「轟」「宮沢」「吹上」の各温泉を総称して鬼首温泉郷といった。

峯雲閣は吹上温泉にあり、滝壺がまるごと露天風呂になっている湯滝が名物の一軒宿。宿の入口近くでは鬼首温泉一の観光名所である間歇泉がまさに「吹き上げ」ている。
「鬼首」(おにこうべ)の名の由来は、今から1200年ほど前、征夷大将軍・坂上田村麻呂が東征の際、賊の首領「大武丸(おおたけまる)」を山中で征伐し、この地でその首をはねた。各地で見られるように朝廷に抵抗した地方豪族は「鬼」と呼ばれ、「大武丸」も鬼とされていたため、この地は「鬼切部」と呼ばれていたが、いつしか「鬼首」というようになった。

【峯雲閣 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
滝の天然露天風呂を味わいたく、峯雲閣に立ち寄りました。緑に囲まれ、落ち着いた雰囲気の宿構えです。

間欠泉を見学したあと宿の駐車場に車を止めると、ものすごい数のアブが車に寄ってきました(あとで調べてみると車の排気ガスに反応したようです。アブは二酸化炭素で動物の血にありつけることを探知するのです)。

虫ごときにはたじろがない私ですが、前日岩手の鉛温泉と大沢温泉で数か所刺されていただけに、あまりの敵の数にしばし躊躇。「せっかく来たのだから言ってくれば」との妻の後押しでいざ出陣。そういう妻は車内待機。もっともアブは排気ガスに気を取られていたので、無傷で敵中突破できました(笑)。
入浴料500円を払って浴場へ。

湯舟は男女別の内湯がひとつずつと、混浴の露天風呂、そして天然の滝の湯があります。

内 湯
男性用の内湯です。窓が大きくとられていて滝がよく見えます。

この内湯に入っているだけでもとてもいい気持ちです。

左の写真で滝の手前に黄色い湯あみを来た女性が写っています。露天風呂は湯あみやバスタオルの着用が可です。

混浴露天風呂
混浴露天風呂は内湯を出てすぐのところにあります。20名くらいは余裕で入れる広い湯舟です。周囲の緑の移り込みが実にきれいです。

源泉温度が高いので、露天風呂にしてはやや熱め。奥にある湯口付近は高温なのでくれぐれもご注意を。

柵の向こうはすぐ湯川になっています。

湯滝 天然露天風呂
そしてこれが湯滝。

上流の地獄谷に湧く温泉が沢水に流れ込み、湯滝となって流れ落ちているのです。

はやる気持ちを抑えきれずに足を進めると・・・「痛っ」。気を付けてください。底は自然の川石。角ばった石がごろごろしています。

滝の落下点近くが入浴するのにちょうどよい深さです。
湯は意外なほどいい湯加減です。流れ落ちる滝自体はもう少し温いので、高温の湯をパイプで滝壺に注いでいるのでしょう(確認はしていません)。湯滝に入れるのは5月から10月下旬までです。

右の写真は滝の下から内湯方面を見たところ。こんな写真を撮っていたらしっかりアブに刺されましたが、この野趣あふれる天然露天風呂を味わえたのですからどうということはありません。一浴の価値ありです。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★☆☆ やなぎ妻: 未入湯
2009年9月19日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 アルカリ性単純温泉
【源泉温度】 82.6℃  【pH】 8.5
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 神経痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾など
【日帰り入浴時間】 10:00〜13:00
【入浴料金】 500円
【電話】 0229(86)2243
【地図】 
【アクセス】 東北道古川ICから国道47号・108号経由で約60分
       JR陸羽東線鳴子温泉駅から鬼首行きバスで25分、間欠泉前下車、徒歩5分


立ち寄りスポット鬼首間歇泉


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