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星野温泉 〜トンボの湯〜
ほしのおんせん とんぼのゆ

長野県北佐久郡軽井沢町星野
星野温泉は、明治時代には赤岩鉱泉と呼ばれ、草津温泉の「仕上げ湯」として親しまれていた。

製糸業を営んでいた星野嘉助氏による掘削の結果、より高温の湯が湧き出し、大正4年(1915)、開発者に因んで星野温泉として開湯。以来、多くの文人たちに愛されてきた温泉である。

星野温泉がある中軽井沢については、軽井沢在住のミステリー作家、内田康夫氏が『軽井沢殺人事件』(1987)の中で次のように記述しています。
・・・三年前、小夜子は住み慣れた東京の古い家を引き払って、信越線中軽井沢駅周辺の町家を見下ろす、小高い丘の上の別荘地に、居を構えた。三百坪ばかりの小さな敷地だけれど、駅にも星野温泉にも近いし、正面に浅間山を望む立地条件は悪くない。ひとくちに「軽井沢」といっても、旧軽井沢、新軽井沢、南軽井沢、中軽井沢、西軽井沢、北軽井沢---というように区分けされる・・・
中軽井沢は昔は沓掛(くつかけ)という宿場町で、中軽井沢駅も昭和32年(1956)までは沓掛駅という名前でした。特急列車も停車し、鬼押し出し方面への観光拠点として賑わった中軽井沢駅も、平成9年(1997)の長野新幹線の開業にともなって、しなの鉄道に移管され、今は静かなローカル駅となっています。
【トンボの湯 入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
そんな逆風を吹き飛ばすべく、再開発に取り組んだのが星野リゾート。

2002年4月に日帰り入浴施設トンボの湯をオープン。2003年には開湯以来の星野温泉ホテルを一旦閉館したあと、2005年7月に星のや 軽井沢としてリニューアルオープン、「リゾート運営の達人」としてリゾート・旅館再生事業も手がける星野リゾートの拠点となっています。

ただならぬものを感じさせる外観・・・
施設全体がシンプルでモダンなデザインに統一されています。
通常は1,200円、GWと8月が1,500円とかなり高い料金設定ですが、我々が訪れたこの日も8月下旬の平日にもかかわらず多くの人で賑わっています。
宿場をイメージした空間だとか。渦巻き模様のマークはトンボの目玉をシンボライズしたのでしょうか。湧き出す源泉も連想させます。「トンボの湯」というのはこの周辺にトンボが多く生息することから名付けられたそうです。

内湯は桧と十和田石の湯舟。庭を望む大きな窓が芸術的な空間を作り出していて、落ち着いた気分になります。

広々とした露天風呂もあります。小豆島から運ばれてきた花崗岩を配した露天風呂は、石の彫刻家、和泉正敏氏によるデザインだそうです。

入浴客が多く、写真撮影は遠慮しました(右の画像は公式HPからお借りしました)。
日帰り入浴施設というと、大方が塩素臭い循環湯と相場が決まっていますが、ここは源泉かけ流し。柔らかく肌触りのいいお湯です。浴場の入口には飲泉所もあり、湯へのこだわりを感じます。そのあたりが成功の秘訣なのでしょう。

湯上りに隣にある村民食堂で食べた黒胡麻ソフトも美味。軽井沢を訪れたときにはまた寄ってみたい入浴施設です。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★☆ やなぎ妻: ★★★★☆
2006年8月24日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
【源泉温度】 50.6℃
【湧出量】 400リットル/分
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 美肌、高血圧、神経痛、糖尿病など
【営業時間】 10:00〜23:00 (受付けは22:00まで)
【入浴料金】 1200円 (GW及び8月は1500円)
【電話】 0267(44)3580
【HP】 http://www.hoshino-area.jp/tonbo/oyu.htm
【地図】 
【アクセス】 上信越道碓氷軽井沢ICより国道18号、146号経由で約15km
       JR長野新幹線軽井沢駅からタクシー15分、またはしなの鉄道中軽井沢駅よりタクシー5分


 立ち寄りスポット万平ホテルでランチタイム


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