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鹿教湯温泉 〜町高梨共同浴場〜

かけゆおんせん まちたかなしきょうどうよくじょう

長野県上田市西内885-1
鹿教湯温泉は、文殊菩薩が鹿に化身し、猟師に出湯があることを教えたという開湯伝説が残る歴史ある温泉地。環境省の国民保養温泉地に指定されている。

町高梨共同浴場は、温泉街の入口近くにある。町地区と高梨地区の住民が共同管理している入浴施設だ。
昔、一人の猟師が山へ狩りに出かけたところ一頭の立派な鹿を見つけ矢を放った。矢は命中したが鹿は山の中へ逃げてしまった。探しても見つからず諦めかけたその時、背中に矢をさした鹿が気持ちよさそうに水浴びをしていた。猟師が近づくと傷を負ったはずの鹿は元気よく走り去っていった。不思議に思って水溜りに近寄ってみるとそれはこんこんと湧き出るお湯だった。この話を聞いた村人たちは鹿が教えてくれた湯だから「鹿教湯」と呼び、病気やケガをするとこの湯に浸かって治した。そして文殊菩薩様が鹿の姿になって現れ、湯の在処を教えてくださったに違いないと信じて大切にしたという。

【町高梨共同浴場 入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
上田方面に戻る形で温泉街入口の橋を渡り、左側にある火の見櫓まで来たらその真向いの路地を入った正面にあります。
予め、宿で場所を教えてもらっていたのでスムーズに到着しましたが、そうでなければたどり着けなかったかもしれません。

無人の施設で、素朴なコンクリートの建物の入口を開けるとすぐに脱衣所があり、料金箱が置いてあります。入浴料は200円。

湯舟はタイル張りで共同浴場としては一般的な広さです。窓が広くとられているので明るく爽やかな雰囲気の浴場です。光の加減かお湯だけでなく浴場全体が青っぽく見えるのもリラックスできます。
ライオンの口から湯がドバドバとかけ流されていて、口に含んでみるとほんのりと玉子味がします。使用している湯は鹿教湯温泉混合泉ですが、湯の新鮮さを感じます。湯舟の大きさに対して湯の投入量が多いので浴槽内の湯も鮮度抜群。やや熱めでしゃきっとした浴感です。

観光客にも広く開放している共同浴場「文殊の湯」に比べると湯の新鮮さは断然「町高梨」に軍配が上がります。基本的には地元の方々が利用する共同浴場なので観光客にも開放してくれていることにただただ感謝です。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★★ やなぎ妻: 未入湯
2016年3月6日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 単純温泉
【源泉名】 鹿教湯温泉混合泉(鹿教湯2,3,4,6号泉と大塩5号泉の混合泉)
【源泉温度】 45.9℃  【pH】 8.1
【湧出量】 2,400リットル/分
ノート】 源泉かけ流し(一部循環併用)
【効能】 脳卒中の後遺症、リウマチ、神経痛、運動器障害、高血圧症、動脈硬化症など
【営業時間】 7:00〜20:30
 定休日: なし
【入浴料金】 200円
【電話】 0268(44)2331(鹿教湯温泉旅館組合・観光協会)
【地図】 
【アクセス】 上信越道東部・湯の丸ICから国道254号線経由で約45分
       JR長野新幹線上田駅から鹿教湯温泉行バス


 立ち寄りスポット五台橋と文殊堂


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