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小谷温泉 〜山田旅館〜
おたりおんせん やまだりょかん

長野県北安曇郡小谷村大字中土
小谷温泉は白馬の北、新潟県境も間近、標高850メートルの山中にある。

開湯は弘治元年(1555)、武田信玄の家臣・岡田勘一郎の発見によるといわれ、いわゆる「信玄の隠し湯」のひとつでもある。

山田旅館は温泉発見以来の歴史を持ち、江戸中期に建てられた本館、大正時代から改築を重ねた新館などの歴史ある建物が現役で使われており、国の登録有形文化財に指定されている。

【山田旅館 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
訪れた5月中旬はちょうど桜が見頃を迎えていました。

国道148号線から小谷温泉に通じる一本道は一週間前に雪解け水が道路に木や土砂を押し流し、山田旅館の手前で復旧作業が行われていました。ちょうど時限通行許可をしている時でラッキーでした。雪解けの季節は問い合わせてから出かけた方がよいようです。
元湯浴室は「新館」にあります。
入口は大正12年に作られたそうです。

湯治ムード漂う浴室
お湯は無色透明ですが、湯舟に満たされた湯は黒っぽく深みを感じます。

もちろん源泉かけ流しです。
湯けむりでわかりづらいのですが、右端の細長い柱上の内部が湯滝になっています。

すぐ近くで自然湧出する44.8℃の湯がバシャバシャと流れ落ちています。湯舟の温度は我慢できないというほどの熱さではないので43℃くらいでしょうか。湯滝として落とすことで温度調節をしているのでしょう。


ここのお湯は明治時代にドイツで開かれた「万国霊泉博覧会」で日本を代表する4大温泉として草津、別府、登別の湯とともに出品されたという名湯。打ち身や骨折、火傷には特に効果があるそうで、信玄が隠し湯にしたというものうなずけます。
県を越えた糸魚川から毎週入りに来るのだという方がいらっしゃいました。足に大怪我を負ってしまい、人に紹介されてここの湯に浸かっているうちに医者も驚くほどすっかり治ってしまったとか。ラドンも含んでいるので湯けむりの立つ浴室にいるだけでも温泉効果が得られるのではないでしょうか。
もっとゆっくりしていたかったのですが、いつまた通行止めになるともしれないので、未練たらたらで切り上げました。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★☆☆ やなぎ妻: 未入湯
2006年5月15日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 ナトリウム炭酸水素塩泉 (重曹泉)
【源泉温度】 44.8℃  【pH】 6.8
【湧出量】 109リットル/分 (自然湧出)
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 浴用:腰痛、五十肩、運動麻痺、打ち身、切り傷、肥満、慢性皮膚病、神経痛ほか
飲用:慢性消化器病、慢性肝臓病、糖尿病、痛風
【日帰り入浴時間】 10:00〜15:00 (要問)
【入浴料金】 500円
【電話】 0261(85)1221
【地図】 
【アクセス】 長野道豊科ICから国道148号経由で約75km
       JR大糸線南小谷駅から小谷温泉行きバスで約40分


  立ち寄りスポット(その1)北アルプスの絶景〜白沢峠〜
  立ち寄りスポット(その2)大出の吊橋


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