しなの鉄道中軽井沢駅前から国道146号線を浅間山に向かって進み、星野温泉トンボの湯を過ぎて看板を見印に右折するとにわかに下り坂になります。それまでが上り坂なので少し意外な感じ。全体的な地形がわからないので確かなことは言えませんが、「塩壺」という地名による先入観もあるのでしょう、「壺」の中へ入って行くような感覚です。 |
|
|
塩壺温泉ホテルは自然の森の中にある閑静な宿。 |
ホテルですが、入口でスリッパに履き替えてからフロントへ行きます。 |
|
浴槽は男女それぞれに内湯と露天風呂がひとつずつあります。 |
|
|
|
|
窓が大きく開放的で、浴場中に塩化物温泉特有の香りが充満しています。 |
|
浴室から窓越しに脱衣所が見えます。脱衣所の壁に掛かっている時計も見えるし、盗難防止にもなるのではないでしょうか。
洗い場も清掃が行き届いていて気持ちがいい。 |
|
|
内湯では寝湯もできます。
寝湯というと手すりをつかんでいないとズレ落ちてしまうことがよくありますが、ここの寝湯はスグレモノ。リクライニングチェアのような形状になっていて、安心して身を任せられます。 |
|
|
|
やや小振りながら、日本庭園を見ながら湯浴みを楽しめます。露天風呂の目の前には池があり、うっかり入ってしまう人もいるのでしょう。注意を促す看板があります(ちょっと邪魔かも・・・)。
妻によると、女湯の露天風呂からはシャクナゲの花も見えてとてもよかったそうです。 |
|
肌触りの柔かな湯で、草津温泉の仕上げの湯としてもってこいの温泉。泉質表示を見ると源泉名は「塩壺、星野共同井戸」とあります。ホテルの方に聞いてみると隣の星野温泉と同じ源泉を使用しているそうです。おそらく昔は泉質も異なる別の温泉だったのでしょうが、湯量確保のために共同で掘削したのでしょう。ちなみに日帰り入浴施設のトンボの湯は他の源泉を混合してあれだけの湯量を保っているようです。 |
|
|
浴室をはじめ、館内がバリアフリーになっている人に優しいホテル。入浴料金も近隣3軒(星野、千ヶ滝、塩壺)の中では一番安いわりに空いている穴場温泉です。 |
|
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★★★☆ |
|
2008年6月22日 |
|