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高峰温泉 〜ランプの宿 高峰温泉〜
たかみねおんせん

長野県小諸市高峰高原
高峰温泉は、浅間連山のひとつ、高峰山(2106m)の懐、標高2000mという高所にある一軒宿。眼下に佐久平、その向こうに蓼科山や美ヶ原高原、そしてさらにその向こうにアルプスの山々が見渡せる絶景の宿だ。

開湯は明治35年(1902)。初めは源泉近くの谷あいにあったが、その後幾多の変遷を経て現在の場所での営業となる。

ハイキングや登山客、温泉ファンに人気で、なかなか予約が取れない宿である。

【高峰温泉 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
小諸の街から高峰高原へ向かってチェリーパークラインをぐんぐん上ります。坂はきついですが道はよく、30分弱の快適なドライブ。写真は車坂峠手前のパーキングから見た景色。紅葉がきれいでした。目指す高峰温泉は高峰高原ホテルの先を左折し、スキー場の中の道を1kmほど進んだ所にあります。

「ランプの宿」というだけあって、宿の玄関にはランプが灯っています。もっとも、今は電気のランプですが。なお、冬は車坂峠から高峰温泉までは積雪のため通行できないので、スキー場入口から雪上車での送迎があります。

現在の建物は平成になってから立て直したそうで館内は山小屋風でいい雰囲気。日本秘湯を守る会の加盟宿で、玄関には例の提灯が下がっています。

入浴料金500円を払っていざ浴場へ。高峰温泉には2つの内湯と2010年秋にできた「雲上の露天風呂」がありますが、日帰り入浴ができるのは内湯の「ランプの湯」です。

ランプの湯
これが高峰温泉名物「ランプの湯」です。なんと雰囲気のいい浴場でしょう!
湯舟は2つ。右の広い方が加温浴槽、左が源泉浴槽です。源泉温度が36℃弱なので加温がメイン。浴槽内温度41℃に加温しています(循環とかけ流しの併用)。湯舟は5人まではなんとか入れる大きさ。湯はうっすらと青白色を帯びています。
こちらが源泉かけ流しの湯舟。定員は3人。写真では白濁して見えますが、湯舟に温泉成分が付着しているからで、実際には笹濁りです。
浴槽内温度は33℃程で、入るときはひんやりしますが、10分、20分・・・浸かっているうちに体の芯からじわじわと温まってくるのを感じます。飲泉もできてしっかり硫黄の味がしますがマイルドで意外に飲みやすい湯です。
私が入ったときには口半分まで浸かって寝ている人がいました。それほど気持ちいいのです。源泉浴槽と加温浴槽の交互入浴がおすすめです。40分程浸かっていたのですが、我々夫婦の間での「いい温泉は眠くなる」の鉄則どおり、帰りの運転中眠くて困りました(笑)。

高峰温泉は登山やハイキング帰りの人で日帰り入浴も賑わいます。時間によっては湯舟に入れない程混雑することもあります(今回訪れたときも最初はそうでした)が、上の写真をご覧いただいておわかりのように潮が引いたようにがらんとする時もあります。混んでるなと思ったら休憩所でコーヒーでも飲みながら待つことをおすすめします。

湯上り後はお休み処「朝霧」でコーヒーやおはぎ、おやき等の軽食を食べることができます。我々が注文したのはくるみ味噌おはぎ(500円)。野沢菜漬も美味しかったです。

実は高峰温泉は宿泊しようと、二度電話したのですが二度とも満室。妻の話では女性浴場に以前宿泊した方がいて、絶賛していたとのこと。次回は是非泊まってみたいと思います。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★★ やなぎ妻: ★★★★★
2012年10月14日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
【源泉温度】 35.6℃  【pH】 7.0
【湧出量】 175.4リットル(掘削自噴)
ノート】 源泉かけ流し浴槽あり
【効能】 神経痛、リュウマチ、腰痛、糖尿病、切り傷、火傷、動脈硬化、高血圧、慢性消化器疾患など
飲用: 糖尿病、肝臓病、痛風、胆石、慢性胆嚢炎、慢性尿路疾患など
【日帰り入浴時間】 11:00〜14:00(受付け)
【入浴料金】 500円
【電話】 0267(25)2000
【HP】 高峰温泉公式サイト
【地図】 
【アクセス】 上信越道小諸ICから浅間サンライン、チェリーパークライン経由で約30分
       JR長野新幹線佐久平駅から高峰高原行バスで約60分




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