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秩父日帰り旅 (2002年7月21日)
道の駅おがわまち

このあたりは古くからの和紙の
産地。和紙をすく巨大な人形が
ありました。動くんです。
東秩父村「和紙の里」で和紙のはがき作りを体験しました。すいた
和紙の上に草花を載せます。

                武甲山のこと

車の中からはるか彼方にかすむこの山を初めて見た時、見てはい
けないものを見てしまったような気分になりました。幻じゃないかと
まで思いました。次第に近づくにつれ、それが人の手で切り崩され、
巨大な白い岩肌が階段状に露出しているのだとわかりました。

帰ってから調べたところ、武甲山は石灰岩でできた一石山で、以前
の標高は1336m、鎧武者が立っているような勇壮な山容だったそう
です。それが昭和54年にセメント会社による採掘が始まり(セメント
は石灰と粘土を混ぜて焼いて作るのだそうです)、西尾根の大部分
が消滅、北面の多くも削られ、さらにはかつての山頂も削り落とされ、
現在の標高は1295m。採掘はいつまで続けられるのでしょうか。山
はどこまで小さくなるのでしょうか。秩父の町とセメント工場は運命
共同体であることを考えると、よそ者がとやかく言う筋合いはありま
せんが、武甲山が泣いているように見えて仕方ありませんでした。




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