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板室温泉 〜一井屋旅館〜
いたむろおんせん いちいやりょかん

栃木県那須塩原市板室874
開湯は平安時代(1059)と伝えられる板室温泉。神経痛やリウマチに効く「下野の薬湯」として知られ、杖をついて湯治に来た人が帰りには杖を忘れていったという言い伝えから、「杖忘れの湯」「杖いらずの湯」とも言われる。

江戸時代には会津街道の宿場として栄え、今回訪れた一井屋旅館は本陣であった。

昭和46年に国民保養温泉地に指定されている。

【一井屋旅館 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
一井屋旅館には本館と別館があり、風呂もそれぞれに内湯が男女別にあります。
本館 桧風呂
いい雰囲気の浴室です。
湯舟は板で仕切られていて、お湯が直接注ぎ込む方が熱め、仕切り板の上部から湯が流れ込む右手の方が温めになっています。
お湯は温泉組合で管理している38〜45℃の源泉を合わせ、39℃に加熱して利用しています。ですから、「熱め」の浴槽も長湯ができる湯加減です。
この浴場で真っ先に目に飛び込んでくるのが大きな壁画。

那須の秋を表現しているのでしょう。真っ赤な紅葉の背後で雄大な那須岳が噴煙を上げています。

写真は男性浴場なのですが、女性浴場の方はまた違う壁画だそうです。
窓も大きくて開放的。
深い山並みを見ながらいい気持ちです。

女性浴場の時計が10分近く
進んでいたようで、
「もっと入っていたかった」と妻。


別館 タイル風呂
写真は男性風呂ですが、正直言って狭くて開放感ゼロ。

女性風呂の方は浴槽も広く、広い窓からは那珂川の川原も見えるそうです。
本館・桧風呂の方にはなかったのですが、こちらの脱衣所には温泉掲示表があり、「衛生管理のため循環ろ過装置を使用」と書かれていました。ちょっと意外な感じです。桧風呂の方は見たところかけ流しのようですが。


一井屋旅館は完全に湯治中心の宿で、この日も「今日から一週間泊まるんです」という方が来ていました。

静かでゆっくりお湯を楽しめる宿です。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★☆☆ やなぎ妻: ★★★★☆
2006年8月6日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 アルカリ性単純温泉
【源泉温度】 38〜45℃  【pH】 9.0
【効能】 リウマチ、神経痛、高血圧、消化器病、冷え性、関節痛、腰痛、打ち身、中風、糖尿病、運動器障害など
【日帰り入浴時間】 11:00〜17:00
【入浴料金】 500円
【電話】 0287(69)0211
【HP】 一井屋旅館公式サイト
【地図】 
【アクセス】 東北道西那須野塩原ICより県道30号、369号経由約30分
       JR東北本線黒磯駅よりバス約30分




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