ばらと温泉と日本酒ラベルロゴ 我が家のバラ、訪ね歩いた温泉、日本酒ラベルコレクションをご紹介します
トップページ | ばらの巻 | 温泉の巻 | 日本酒ラベルの巻 | サイトマップ
温泉の巻トップ ルート別案内 宿泊施設案内 日帰り施設案内 お気に入りの宿
草津温泉案内 信玄の隠し湯 温泉ランキング 立ち寄りスポット 私の温泉リスト

塩原温泉郷 奥塩原新湯温泉 〜渓雲閣〜
しおばらおんせんきょう おくしおばらあらゆおんせん けいうんかく

栃木県那須塩原市湯本塩原37
奥塩原温泉は「塩原十一湯」のひとつ。以前は「新湯温泉」といったが、渓雲閣の公式HPでは「奥塩原新湯温泉」、日本秘湯を守る会の本では「奥塩原温泉」となっている。

奥塩原新湯温泉は塩原の温泉街から日塩もみじラインを10分ほど上った、標高900mに湧く温泉。元湯温泉が万治2年(1659)に大地震で崩壊した時に湧出した。塩原唯一の硫黄泉。新湯爆裂火口跡には今なお噴煙が上がり、硫黄のにおいが鼻をつく。山の斜面に宿と民家が集まっていて、「むじなの湯」「中の湯」「寺の湯」という3つの共同浴場がある。

【渓雲閣 宿泊レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
渓雲閣は日塩もみじライン沿いにある和風の宿。日本秘湯を守る会の加盟宿です。一見平屋のようですが、実は3階建て。玄関とロビーがあるのが3階で、客室は階段を下りた2階と1階にあります。

渓雲閣には過去3回ほど泊まったことがあり、今回は10年ぶり4度目の宿泊。温泉&飲み仲間と訪れました。

通されたのは10畳+談話スペース付の部屋。インターネットで一人12,000円の8畳の部屋を予約していたのですが、日曜泊で空きがあったためでしょう、ワンランク上の部屋に通してくれました。うれしい心配り。もちろんウオシュレット、快適です。

渓雲閣には男女別の展望大浴場と、貸切り露天風呂が2つあります。
展望大浴場「たぬきの湯」
ロビーと同じ3階にあり、共同浴場「むじなの湯」方面を見下ろしながら入浴できます。

浴場内は硫黄香むんむん。たぬきが見守る湯口から注がれる湯はかなり熱めでしゃきっとして気持ちいい。もちろん源泉かけ流しです。

貸切り露天風呂「たぬき冥利の湯」
貸切り露天風呂は1階にあります。左右相似形で湯船の大きさも同じ。入口の札を確認して、空いていればいつでも利用できます。
かつては男女別の露天風呂でした。確か右が男湯だったと思います。左の方が開放感があって人気。湯は熱いですが、標高900mだけあって風が心地いい。

館内あちらこちらに狸の置物が。近くに「むじなの湯」という名の共同浴場があるように、奥塩原新湯温泉には傷を負った狸(むじな)にまつわる発見伝説があります。下の写真、右から2番目は「当館一番人気のたぬき」だそうです(笑)


食事は部屋出しです。
【夕 食】
湯葉の煮物、鮎の塩焼き、山菜の天ぷら、岩魚の刺身、栃木牛の陶板焼き・・・美味しかったです。

【朝 食】
メインは豆乳豆腐。温泉玉子も美味。食後はロビーでコーヒーのサービスがあります。

10年ぶりの訪問でしたが、料理の内容が変わりとても美味しかったし、大浴場もきれいになり、露天風呂のシステムも変更。そして何より湯が極上・・・女将の接客も良かったし・・・。何度でも泊まりたい宿です。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★★ やなぎ妻: 未宿泊
2012年7月8日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)
【源泉温度】 68.0℃  【pH】 2.6
【湧出量】 120.6リットル/分(自然湧出)
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 糖尿病、高血圧、水虫、リウマチ、運動障害、体質改善など
【宿泊料金】 12,000〜20,000円(各種プランあり)
【電話】 0287(32)2361
【HP】 渓雲閣公式サイト
【地図】 
【アクセス】 東北道西那須野塩原ICから国道400号、日塩もみじライン経由で約40分
       JR東北新幹線那須塩原駅から塩原温泉行きバスで塩原温泉バスターミナル下車(45分)、
           タクシーまたは予約送迎


 

立ち寄りスポットこばや食堂〜スープ入り焼きそば〜


トップページ | ばら | 温泉 | 日本酒ラベル | ブログ