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三朝温泉 〜河原風呂 ・ 株湯〜
みささおんせん かわらぶろ・かぶゆ

鳥取県東伯郡三朝町
鳥取県中部の山あいのいで湯・三朝温泉は、世界屈指のラジウム含有量を誇る放射能泉。「滞在して三日目の朝を迎えるとどんな病も完治する」というところからその名がついたという。

【三朝温泉 湯めぐりレポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
河原風呂
河原風呂は温泉街を貫く三徳川にかかる三朝橋のたもとにあり、三朝温泉のシンボル的な存在。


【入浴料】 無料
実に開放的なロケーションで「これぞ露天風呂」といったところ。

三徳川の流れや周囲の山々を眺めながら入る気分は最高。
橋の上から見るとこんな感じ。
風呂からの眺めがいい分、両岸の旅館からもまる見えです。脱衣所も衣類を置く棚があるだけの簡素なもので、混浴ですが女性が入るには相当な勇気が必要かも。

旦那がひと風呂浴びている間、ご婦人方は足湯で待つのが一般的なようで・・・女性の皆さん、申し訳ありません。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★☆☆ やなぎ妻: ★☆☆☆☆

落ちついた佇まいの温泉街

三朝橋を渡ってすぐのところ
にある飲泉場「白狼の湯」
と共同浴場 菩薩の湯
三朝温泉にはこんな伝説があるそうです。

1164年、大久保左馬之祐という源義朝の家来が、主家再興の祈願をするため三徳山にお詣りに行った。その途中、大きなくすの木の根株に年をとった白い狼がいるのを見つけ、すぐに弓で討とうとしたが、「待てよ。殺生はならん」と思い直して見逃してやった。するとその夜、妙見菩薩が夢枕に立ち、遣わしてある白狼を助けてもらった礼だと言って「かの根株の下から湯が湧き出ている」と教えてくれた。それからずっと三朝の湯はこんこんと湧いて八百何十年にもなるという。

その伝説の湯が株湯
株 湯
現在も共同浴場として地元の人たちが利用しています。我々観光客はマナーを守って利用しましょう。


【入浴料】 200円
【泉質】 単純放射能温泉
【泉温】 45.6℃

泉源に近く、加水も加熱もいっさいなしの新鮮な湯がかけ流されていて、「三朝に来たら株湯に浸からなければ意味がない」と言い切る本もあるほど。

浸かっているうちに旅の疲れがすーっととれていくのが体感できました。
ひと風呂いただいた後は地元のおばちゃんたちと談笑。こうしたひと時も旅の楽しみのひとつです。
飲用すると痛風、慢性消化器病、慢性胆嚢炎、胆石症、神経痛、筋肉痛、関節痛に効く。

ほのかなしょっぱ味があり飲みやすい。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★☆ やなぎ妻: ★★★☆☆

到着した日のうちに河原風呂と株湯を味わっておいてよかったです。というのも、翌日は三月にして積雪25cmの大雪となったのでした。でもこんなに感動的な雪景色を見ることができ、幸運でした。
宿の部屋から見た雪の温泉街 橋のたもとに河原風呂が見えます

2004年3月6日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 含放射能ナトリウム塩化物泉、含放射能ナトリウム塩化物炭酸水素泉、含放射能単純温泉
【源泉温度】 36.5〜86.1℃
ノート】 源泉かけ流し浴槽あり
【効能】 リウマチ、痛風、動脈硬化症、高血圧症、糖尿病、消化器疾患ほか
※三朝温泉の住民のガンによる死亡率は全国平均の半分以下という調査結果もでている。
【地図】 
【アクセス】 米子自動車道湯原ICから国道482・179号経由約41km /
            山陰道淀江大山ICから国道9号経由約54km /
            鳥取空港から車で約1時間 / 米子空港から車で約1時間40分

       JR山陰線倉吉駅からバスで20分



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