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五箇山 合掌造り集落 〜富山県南栃市〜 (2006年8月21日)
「五箇山」は富山県上平村、平村、利賀村の旧3村のことを言ったが、2004年11月に近隣町
村と合併し、南栃市の一部となっている。五箇山の名の由来は赤尾谷、上梨谷、下梨谷、小
谷、利賀谷の5つの谷間に集落があることから「五ヶ谷間」を音読して「ごかやま」と呼ぶよう
になったと考えられている。
深い山々に囲まれ、平地の少ない五箇山には平家の落人伝説も伝わっており、平村、上平
村という旧村名もそれに因んで付けられたと聞いた覚えがある。いろいろ事情はあるのだろ
うが平成の大合併でそうした由緒ある地名が消えていくのは残念なことだ。
江戸時代の五箇山は加賀藩領で、当時は稲作のできない土地のため、農作物の他に和紙
や蚕糸を生産していた。幕府の目が届かない秘境、五箇山は火薬の原料となる塩硝の一大
生産地でもあり、加賀藩はそれを年貢として納めさせていたという。豪雪に耐える住まいとし
て、また養蚕や塩硝作りの仕事場として、合掌造り家屋は独自の発展を見せたのだ。


【菅沼集落】

白川郷荻町、五箇山相倉とともに1995年に
世界遺産に登録された合掌集落。9棟の合
掌造り家屋が残っています。

観光客のマイカー乗り入れは禁止されてい
て集落入口の駐車場へ止めて見学します。
まるで昔話の世界のような風景。

白川郷荻町と違って、ここ五箇山菅沼集落に
は土産物屋と軽食堂が2件、目立たぬように
あるだけで、住民の方が普通の生活を営んで
います。合掌造りと景観を守るために、おそら
く生活する上でさまざまな制約があることでしょ
う。私たち観光客も心して見学させていただか
なければならないと思います。
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【流刑小屋】

今でこそ車で簡単に訪れることができる五箇
山ですが、かつては行き来もままならない秘
境の地で、江戸時代は加賀藩の流刑地だっ
たそうです。田向地区には現存する唯一の流
刑小屋が残っています。6畳の独房で政治犯
が幽閉されたとか。食べ物を差し入れる小窓
らしきものもあります。
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