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ゆさやの建物は昭和初期のもので、国の登録有形文化財に指定されています。木と白壁が調和した美しい木造2階建てで、中はモダンな民芸調の落ち着いた雰囲気です。 |
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訪れたのは正午前。玄関先の看板に日帰り入浴は13時からとあり、千葉に帰らなければならない我々夫婦は諦めかけたのですが、清掃が終わり、ほぼお湯が張れたとのことで、大女将のご厚意で入浴できることに。立ち寄り湯する場合は事前に電話で問い合わせることをお勧めします。 |
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ゆさやの浴場は3つ。2つの内湯「うなぎ湯」と貸し切り露天風呂「茜の湯」があります。さらに宿泊者は共同浴場「滝の湯」も無料で利用できるそうです。
この時間、大浴場は女性用になっていました。
10名ほどは入れる湯舟にエメラルドグリーンの湯がかけ流されています。傍らに五角形をした小さな木の湯舟もあります。お湯はかなり熱めで、「うなぎ湯」の名のとおり、ヌルリとした肌触りで実に気持ちいい。女将さんによると、湯の色は天候や気温によって透明だったり、白濁したり、カラス色になることもあるそうです。 |
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こちらは男湯として案内された小浴場。3名も入れば満員御礼といった湯舟ですが、独り占めできたので大満足。黒いヌルリとした湯花が浮遊していて成分の濃さを感じます。 |
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湧出場所は浴場のすぐ裏、滝の湯源泉の隣。うなぎ湯の源泉と滝の湯の源泉は隣り合っていながら、滝の湯はpH2.8の酸性泉、うなぎ湯はpH8.9のアルカリ泉というから不思議です。鳴子温泉は日本にある11種類の泉質のうち9種類が湧き出しているそうで、まさに「温泉のデパート」。温泉好きにはたまらない温泉地です。次回は宿泊してゆっくり湯めぐりをしたいと思います。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★★☆☆ |
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2009年8月19日 |
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