応徳温泉 〜くつろぎの湯〜
おうどくおんせん くつろぎのゆ |
群馬県吾妻郡中之条町大字小雨21-1 |
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応徳温泉くつろぎの湯は、中之条町小雨地区にある道の駅・六合(くに)にある日帰り温泉施設。
応徳温泉は、応徳年間(1084〜86年)に沢渡の湯から草津の湯に向かう旅人により発見され、古くから村人たちが農作業の疲れを癒してきたという。
素晴らしい泉質にも関わらず、あまり目立たないため混み合うことも少ない、知る人ぞ知る名湯である。 |
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【入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
国道292号の旧道を草津の温泉街から標高差500mを一気に下ると旧六合村小雨地区にある道の駅・六合に到着。道の駅・六合には旧六合村の特産物がたくさんあって我々もよく利用します。 |
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応徳温泉くつろぎの湯は道の駅のすぐ裏手にあります。こう言ってはなんですが、いまひとつ愛想のない公民館のような建物です。それもそのはず、元は旧六合村の福利厚生施設だったのです。
広い駐車場の傍らには無料の足湯もあります。 |
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男女それぞれ内湯が一つずつ。湯舟もそう広くありません。お湯を循環させず、無加水、無加熱でかけ流すのに適度の広さなのでしょう。こういう温泉に出会えるとうれしくなります。 |
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ここで応徳温泉の解説を。旧六合村の村長さんによるパンフレットから抜粋させて頂きます。 |
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この温泉は、応徳年間(1084〜86年)に沢渡の湯から草津の湯に向かう旅人により発見され、応徳温泉と名付けられたそうです。初めは近くの村人に利用されていましたが、農作業で荒れた肌がいつもすべすべとして、黒く焼けた肌もたちまち白いもち肌となり、その効能が余りにも見事に現れるので近郷近在からたくさんの方が入浴に来られたそうです。
その後、六合村和光原地区の山田茂太郎さんが温泉旅館を始め、草津温泉の上がり湯として多くの湯治客に親しまれてきました。昭和になり4代目山田覚治さんが新しく源泉を見つけ応徳の湯・昭和の湯と合わせて今の応徳温泉くつろぎの湯となりました。 |
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お湯は葛湯のようにかすかに白濁し、柔らかく滑らかな肌触り。甘いような硫黄香が漂い、お湯の中に黒い湯の花が浮遊しています。 |
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中之条町六合地区(旧六合村)は何か懐かしい気持ちになる桃源郷のような所です。そこを通る国道292号線の旧道も行楽シーズンでも空いていて、快適なドライブを楽しめます。
応徳温泉くつろぎの湯はちょっとした隠れ湯的存在。混み合わないので上質な湯をのんびり味わうことができる、あまり教えたくない温泉です。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
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2005年11月20日
2013年8月18日再訪 |
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