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how to grow roses

月の手入れ
February 如月
●春(冬)の剪定
12月に元肥とマルチングを終え、古い葉を取り除いたバラたちは2月中旬、春の剪定の時期を迎えます。

先ず細くて弱々しい枝を切ります。 こういう細い枝を切っていくわけです。
何年もたったり、若くても栄養が回っていないものは元から切ります。

こうして不要な枝を整理したら、いよいよ本番。
標準的には去年伸びたシュートは2段目、途中シュート(枝の途中から伸びたシュート)なら1段目、昨年の枝の場合は一番花が咲いた枝の中から赤くふくれてやる気満々の芽を見つけ、その上5ミリから8ミリのところで斜め切ります。

良い位置で良い芽を見つけるのが難しい。バラ栽培で一番緊張する作業です。
このように斜めに切るのは雨露が流れ落ちるようにするため。切り口に水が入り込むと病気や枯れこみの原因になります。
                  こんな具合に切っていきます。

なぜ剪定をするのかというと、剪定せずに放置しておくと、上の細い方だけにより細い枝葉が密集して小さな弱々しい花しか咲きません。風通しも悪くなって病害虫もはびこり、株の老化も早めます。ですから下の方の充実した芽のところで切り、そこに栄養を集中させてあげるのです。すると株が若返り、元気な美しい花を見ることができます。野生のバラは風や雪などで枝が折れることによって自然に剪定されます。それを人間の手でやるわけです。

左が剪定前、右が剪定後の姿です。ハイブリッドティー(四季咲き大輪系)はこのように二分の一から三分の一くらいに切り詰めます。花の集合体を楽しむフロリバンダ(房咲き中輪系)はもう少し上で剪定します。

越冬した病害虫根絶のために石灰硫黄合剤マシン油乳剤を散布し、さらに水分の蒸散と病原菌の進入を防ぐために切り口にツギロウを塗布します。
これで完成。
すっきりしました。

あとは芽が伸びだすのを
待つばかり。

春の剪定の適期は
2月中旬から3月上旬です。

●その他の手入れ
*鉢植えに置き肥(上旬)・・・3月、4月上旬と、毎月与えます。
*地植えの元肥がまだの場合は大至急。


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