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how to grow roses

月の手入れ
January 睦月

●つるバラの剪定と誘引
フェンス仕立ての場合
春の花が咲き終わった後、ある程度枝を整理したつるバラも根元からあるいは枝の途中から新しい枝が雑然と伸びている状態です。つるバラは新梢を成長途中で切ったり横に寝かしたりしてはいけないので、早くすっきりしたい気持ちを冬のこの時期までぐっと堪えてきました。

バラが休眠に入った12月下旬から1月は枝が折れにくくなっているので誘引の適期。2月になると新芽が動き出し、傷つけてしまいますから、なるべく1月中に終わらせましょう。
@残っている葉をすべてむしり取ります。
A途中から元気な新梢が伸び出した昨年以前の枝は切り落として新しい枝にバトンタッチさせます。新梢の枝先10〜20cmも充実していないので切り落とします。
Bバトンタッチさせるような新梢がない場合は去年花が咲いた枝を2芽くらい残して切り捨てます。見るからに細くて弱々しい枝は元から切り落とします。
C3、4年経った古い枝は思い切って株元から切ります。もったいながってそのままにしておくと新梢が成長せず、かえって木の老化を早めます。

ただし、こうした剪定は一気に行うのではなくDの誘引作業も同時進行で行い、全体のバランスを見ながら少しずつやっていった方がいいでしょう。「しまった。あの枝は切らなければよかった」と後悔することもあるものです。
D枝はできる限り水平に誘引します。まっすぐに伸ばしておくと頂芽優勢(ちょうがゆうせい)により上だけに花がつきます。ですからこうして枝を横に倒し、満遍なく花芽がでるようにするのです。
これでイングリッシュローズ「グラハム・トーマス」のフェンス仕立て完了です。

※グラハム・トーマスは日本ではつるバラとして扱った方がよいようです。
5月に開花した状況です
アーチ仕立ての場合
アーチ仕立ても剪定の仕方はフェンス仕立てと同じです。

向かって左が「バタースコッチ」、右がイングリッシュローズの「マサコ」。マサコはシュート(新梢)が3本も出て元気いっぱいです。
アーチの場合はS字型に誘引していきます。水平にこだわりすぎて無理をすると折れてしまいますから注意しましょう。

花の咲く様子を頭に思い描きながらの作業は楽しいものです。ちょっと寒いですが・・・。
こんな感じです。
すっきりしました。
こんな開花を楽しみに
ポール仕立ての場合
ポール仕立てのアンジェラ。低めのオベリスクに絡ませるので太めで色艶のよい枝だけを残し、あとは思い切って切り捨てます。 アンジェラは枝が細いのでこんな曲げにも十分耐えます。
これで出来上がり。

この日は天気がよく影が映ってごちゃごちゃして見えますが、余分な枝はじゃんじゃん切り捨てました。そうしないと新芽が伸びた時に収拾がつかなくなり、また風通しが悪くなって病気の原因にもなります。
株全体に花がびっしり
●その他の手入れ
*地植えの元肥
*鉢植えの土替え

※ともに「12月の手入れ」を参考に。


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