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５月の手入れ
May　皐月

●水やり
	蕾がふくらんで色づき始めたら、花が終わるまで肥料はストップします。肥料を与えると花形が乱れてしまいます。この時期、バラは水をほしがりますから、たっぷり与えましょう。
胸踊り、心ときめく開花。 花が咲いている間は消毒はお休みです。
●咲きがら摘み
	花が咲き終わったら、他の芽に栄養を回すために咲きがらを切り取りましょう。 切り取る位置は上から数えて２番目か３番目の本葉（５枚葉）の上。写真のように次の芽が出番を待っているはずです。その芽の上５〜８ミリのところを斜めに切ります。ここからまた枝が伸びて６月下旬には二番花が咲きます。
●シュートの処理
	５月、６月になると株の根元から、太くて勢いのよい新梢が伸びてきます。これはシュートといって来年たくさん花をつける大事な枝です。ハイブリッド・ティーやフロリバンダのシュートは30ｃｍくらい伸びたところで詰めてやりますが（「ピンチ」といって、６月の手入れで説明します）、つるバラは折ったり切ったりしてはいけません。冬の誘引の時までひたすら上へ上へと伸ばしてやります。 写真はつるバラ「祭り」のシュート